鳥取県倉吉市の視察ツアーに参加しました|地方DXの現場で見えたこと

鳥取県倉吉市視察ツアー 業務効率化
willeder

ウィルダー株式会社は、ITとデザインの両面からクライアントの課題解決を支援する企業です。
システム開発からブランディングまで幅広いサービスを提供し、クライアントのビジネス成果を最大化するパートナーとして活動しています。
WEBサイト制作、アプリ開発、業務効率化やAI導入などお任せください!

willederをフォローする

こんにちは、ウィルダー株式会社です。2026年9月28日から30日までの3日間、鳥取県倉吉市が主催する「倉吉市視察ツアー」に参加してきました。

私たちはシステム開発とデザインを軸に、企業のDX推進を支援している会社です。業務システムや顧客管理システムの開発、AIを活用した業務の半自動化、Webサイトやクリエイティブの制作まで、幅広くお手伝いしています。最近は東京だけでなく、福岡・三重・新潟など、全国のお客様とお仕事をする機会が増えてきました。

全国のプロジェクトに関わる中で、私たちが強く感じていることがあります。それは「DXの成功には、現場との密なコミュニケーションが欠かせない」ということです。業務の流れを本当に理解するには、実際に現場を見て、担当者の方と顔を合わせて話す時間が必要です。オンライン会議は便利ですが、それだけではどうしても伝わりきらないニュアンスが残ります。

一方で、東京から毎回訪問する体制では、移動や日程調整に時間がかかり、プロジェクトのスピードが落ちてしまいます。地方に拠点を持ち、地元の方がすぐに相談できる体制をつくれないか。地域のエンジニアと一緒に、地元企業のDXを支えられないか。そんな問いを胸に、今回のツアーに参加しました。

この記事では、3日間の行程と現地で伺った地域企業の生の声、そしてそこから見えてきた「地方DX」のあり方についてレポートします。

倉吉市とはどんなまち?

鳥取県倉吉市視察ツアー

倉吉市は鳥取県の中央部に位置するまちです。東には温泉、北には日本海、西には中国地方の最高峰である大山、南には避暑地として知られる岡山県の蒜山高原があります。豊かな自然と都市機能がほどよく調和しており、鳥取市や米子市、岡山県北部へのアクセスも良好です。

東京からは、羽田空港から鳥取空港まで飛行機で約70分、そこから連絡バスで約45分です。大阪からは特急スーパーはくとで約3時間と、関西圏からも行きやすい立地です。実際に訪れてみると、海から山までの距離が近く、車で15分ほどで景色ががらりと変わるのも印象的でした。

まちの中心部には、室町時代の城下町にルーツを持つ「白壁土蔵群」が残っています。江戸・明治・大正・昭和の建物が今も立ち並び、蔵や町家をリノベーションしたショップやカフェ、工房が点在しています。約二百年前から伝わる伝統工芸品「倉吉絣」も、このまちの文化を象徴する存在です。

ツアーの概要|「暮らしと仕事がつながるまち」を3日間で体感

今回のツアーは、倉吉市役所 経済観光部 しごと定住促進課の主催で、企業誘致を目的に、倉吉への進出を検討する企業向けに実施されました。運営は株式会社日本の端から日本を元気にが担当されています。3日間の主な行程は次のとおりです。

日程 主な内容
1日目(9/28) オリエンテーション(倉吉市役所)、市内企業訪問2社、懇親会
2日目(9/29) 円形劇場くらよしフィギュアミュージアム、鳥取短期大学、市内企業訪問3社、進出企業訪問、テレワークタイム(くらしごとBASE)
3日目(9/30) 市長表敬訪問、白壁土蔵群の散策、ワールドカフェ(くらしごとBASE)

初日のオリエンテーションでは、参加企業がそれぞれ自社紹介を行い、市の職員の方や地元企業の皆さんと顔合わせをしました。

2日目には鳥取短期大学も訪問し、学生の皆さんの学びや地域との連携について伺いました。夕方には、すでに倉吉に進出している企業の拠点「くらしごとBASE」でテレワークタイムが設けられ、実際に倉吉で働くイメージを具体的に描くことができました。

食事も倉吉の魅力のひとつでした。老舗の牛骨ラーメン、鳥取和牛の焼肉、店主自ら釣り上げた魚料理、そして十二種の彩り豊かな餅を使った名物「餅しゃぶ」。仕事だけでなく、倉吉での「暮らし」を肌で感じられる3日間でした。

企業訪問で感じたこと|ものづくりの現場はアイデアの宝庫

鳥取県倉吉市視察ツアー

企業訪問では、普段なかなか見ることのできない製造現場を見学させていただきました。どの現場も整理整頓が行き届いており、「ここに物を置かない」「誰が出しっぱなしにしたのか」といった細かな意識が徹底されていることに驚きました。効率化への高い意識が、現場の隅々まで浸透していると感じました。

段ボール製品を手がける企業では、等身大パネルや壁紙、展示会のブースなど、段ボールの多彩な活用方法を伺いました。軽くて組み立てやすく、倒れてもケガをしにくいという特長は、展示会の装飾などで大きな強みになりそうです。お別れ会で故人の等身大パネルを飾り、ご家族にとても喜ばれたというエピソードもあり、技術がさまざまな場面で人の気持ちに寄り添えることを知りました。

私たちのチームにはデザインの責任者もおり、過去にはゲーム関連商品の配送用段ボールのデザインを手がけたこともあります。デザインする人材がいないという課題を伺い、ものづくりとデザイン、そしてシステムを掛け合わせることで、新しい価値を一緒に生み出せる可能性を感じました。

ワールドカフェで聞いた、地域企業のリアルな課題

最終日のワールドカフェは、ツアーの締めくくりとなるプログラムでした。テーブルごとに地元企業や行政の皆さんが座り、参加企業が15分ずつテーブルを回って個別に話をする形式です。団体行動の中では聞きにくかった本音を、ざっくばらんに伺うことができました。特に印象に残った声を紹介します。

「毎日、人間のパズルをしている」

ある製造業の方は、数多くの部品が工場内を同時に流れる現場を管理されています。以前は紙の伝票で作業実績を集計していたため、遅れに気づけるのは2日後でした。そこで社内のエンジニアが、全員のスマホから作業内容と数量を入力し、クラウドで集計する仕組みを作ったそうです。今では2時間ごとに進捗が見えるようになったと伺いました。

一方で、その前段となる「今日、誰がどの工程を担当するか」の割り振りには、まだ手がつけられていないそうです。生産管理部の担当者がExcelに名前をはめ込みながら、毎日手作業で配置を組んでいます。誰かが休めば組み直し、急な注文が入れば空きを探す。その様子を「毎日、人間のパズルをしている」と表現されていたのが印象的でした。

理想は、出荷日から逆算して工程ごとの必要人数を割り出し、スキルマップと組み合わせて半自動で配置案を出すこと。最後の微調整だけを人が行う形です。「この2人が辞めたら、もう回らなくなる」という言葉には、属人化への強い危機感がにじんでいました。こうした悩みは、地域の多くの製造業に共通するものだと感じました。

20年前の基幹システムを、誰も引き継げない

別の企業では、約20年前に作られた基幹システムを今も使い続けていました。開発した方が亡くなり、仕様を把握している人がいない状態だそうです。パッケージの一括管理システムへの乗り換えも試したものの、2年かけても完全には移行できず、業務の手間が増えてしまったと伺いました。

「一括で管理できる」という言葉は魅力的ですが、すべての業務を一つの仕組みに押し込むと、かえって現場の負担が増えることがあります。既存のパッケージでは工程数の上限に引っかかってしまう、作る製品が毎回変わるため柔軟に対応できない、といった声も聞かれました。

「Webの打ち合わせでは伝わらない」

建設コンサルタント業の方からは、紙に図を描きながら説明するような細かなニュアンスは、オンラインではなかなか伝わらないというお話がありました。以前、都市部の会社に開発を依頼した際に、出来上がったものを見て「やりたいのはそこじゃない」と感じた経験がある、という声も複数の方から聞かれました。

また、地方ではどうしても都市部の最新事例に触れる機会が少なく、「AIで何ができるのか」が具体的にイメージしにくいというお話もありました。システムの良し悪しは、コードを書く工程よりも、その前の「何を作るか」を決める上流の設計で決まります。その上流をどれだけ現場に寄り添って進められるかが鍵だと、改めて実感しました。

行政からの手厚いサポート

行政のテーブルでは、倉吉への進出を検討する企業向けの支援策をご紹介いただきました。事務所の設置やソフトウェア関連の取り組みに対する補助制度に加え、進出前の物件探しなど現地調査にかかる経費を補助する仕組みもあるそうです。移住を伴う場合の支援策も幅広く用意されていると伺いました。

また、最近は製造業を中心に、BCP(事業継続計画)の観点から関東や東海から鳥取へ拠点を移すケースが増えていることも伺いました。災害が相次ぐ中、地方拠点の価値は今後ますます高まっていくと感じます。

私たちが考える「地方DX」のかたち

鳥取県倉吉市視察ツアー

現地でお話を伺う中で、私たちが日頃から大切にしている考え方を改めて確認できました。ここでは、地域企業のDXを進めるうえで私たちが重視している3つのポイントを紹介します。

1. 業務にシステムを合わせる

業務フローは会社ごとにまったく違います。工程数が多い、作るものが毎回変わる。そうした現場に、既製のパッケージを無理に当てはめるのは難しいケースが多いと感じています。

私たちは、経営者の方だけでなく、実際に現場で働く従業員の方のお話を丁寧に伺うことを大切にしています。日々の業務を洗い出し、どこで手間がかかっているのか、どこを自動化すれば楽になるのかを一緒に整理します。そのうえで、従業員の方が負担なく使える仕組みを、必要な部分から作っていきます。

2. 「一括管理」を最初のゴールにしない

すべてを1つのシステムで管理するのは、あくまで最終形です。最初から全部をまとめようとすると、仕組みが複雑になり、導入にも定着にも時間がかかってしまいます。

まずは「ここを自動化すれば楽になる」という一点から始め、データを蓄積しながら段階的に広げていく方が、現場に定着しやすいと考えています。部門ごとに仕組みを分け、必要なデータだけを連携させる「適材適所」の設計にすれば、不具合が起きても影響範囲を小さく抑えられます。

たとえば先ほどの人員配置の課題も、アルバイトのシフトを自動で組む仕組みの延長線上で考えることができます。工程ごとの必要人数やスキルのルールを整理すれば、システムが仮の配置案を出し、最後に人が調整する形が実現できます。規模によっては、1か月ほどで形にできるケースもあります。

3. 作って終わりにしない

5年ほど前までは、「システムだけ作ってほしい」と依頼され、納品したら終わりという開発が一般的でした。その結果、「1年後には使われていなかった」という話もよく耳にしました。業務を十分に理解しないまま作り、導入後の定着支援もしていなかったことが原因だと私たちは考えています。

そのため私たちは、最初の1〜2か月で業務を深く理解する期間をしっかり設けています。その後の開発はAIも活用してスピーディーに進め、週に1回程度、進捗をオンラインでお見せします。納品後も2〜3か月ほど定着支援を行い、実際の運用に合わせて調整していきます。

過去に手がけた事務所向けのシステム開発では、操作マニュアルまで整備し、事務員さんが入れ替わっても誰でも使える状態にしました。マニュアルがあると、使い方がわかるだけでなく、「これもできますか」と新しいアイデアが生まれるきっかけにもなります。

レガシーシステムも、AIで立て直せる

中身がわからなくなった古いシステムについても、今はAIで既存の仕組みを解析し、仕様を洗い出してから再構築する手法が広がっています。金融機関などでも取り組みが始まっている方法です。解析結果をもとに、当時の開発に関わった方やシステムを使っている現場の方と確認を重ねれば、「誰も中身がわからない」状態からでも立て直す道はあります。

AIは「仕事を奪うもの」ではなく「一緒に働くもの」

鳥取県倉吉市視察ツアー

ワールドカフェでは、「AIの会社なのか」「AIに学習させる仕事なのか」といったご質問もいただきました。私たちが作っているのは、ChatGPTやClaudeのようなチャット型のAIそのものではなく、それらを業務の中に組み込んだシステムです。

たとえば、いつもチャットに打ち込んでいる指示を、ボタン一つで実行できるようにする。さらに、そのボタンを毎日決まった時刻に自動で押すようにすれば、必要な情報が勝手に届く状態になります。会社ごとに必要なデータを整理し、月末に人事評価のレポートが自動で出てくる、といった仕組みもその一例です。

私たちは、従業員の方に無理にAIを使ってもらうことよりも、システムが業務に合わせて自然にAIを活用し、人の作業を少しずつ減らしていくことを目指しています。AIは人の仕事を奪うものではなく、人がより価値の高い仕事に集中するための相棒です。その考え方を、現地でもお伝えしました。

地元で相談できるエンジニアを、各地に|MUSUBIの取り組み

現場の課題を聞くほど、「すぐ近くに相談できる人がいること」の大切さを実感しました。そこでウィルダーでは、地方創生FDE育成コミュニティ「MUSUBI」を運営しています。

MUSUBIでは、地元のエンジニアやIT企業が集まり、地域企業から課題を伺い、1日でその解決策のプロトタイプを作って発表する「PoCアイデアソン」を新潟で開催予定です。企業の皆さんにとっては「AIやシステムで何ができるのか」を目に見える形で知る機会になり、エンジニアにとってはお客様と直接向き合う実践の場になります。

AIでコードを書ける時代だからこそ、エンジニアに求められるのは、お客様の話を聞き、それが実現できるかを判断し、正しく設計する「上流」の力です。経験の数がそのまま力になる領域だからこそ、実践の場を増やしたいと考えています。

地元のエンジニアが相談窓口となり、私たちが設計や開発の面で連携する。私たちは海外にも開発体制を持っており、リモートでの開発と、現地での密なコミュニケーションを組み合わせることができます。地元にお金が落ちる「地産地消」のDXを、全国に広げていきたいと考えています。

倉吉でも、この仕組みをつくりたい

倉吉では、商工会議所と行政が一緒になって、DXやITのコミュニティづくりに取り組んでいると伺いました。行政と商工会議所が連携してこうした場をつくる例は、全国的にもまだ珍しいそうです。

鳥取短期大学では、学生の皆さんの就職先が限られているという課題も伺いました。地域にIT・DXの仕事を増やすことは、若い世代が地元で働き続ける選択肢を広げることにもつながります。学生の皆さんと一緒にイベントやプロジェクトに取り組む形も、ぜひ実現したいと考えています。

行政の方からは、「最初は事務所の一室から始め、企業を訪問して課題を聞く『ご用聞き』から入る進出の仕方もある」というアドバイスもいただきました。DXに馴染みのない企業にとっては、気づけば隣にいて伴走してくれる存在が大切なのだと思います。

将来的には、コミュニティが成熟してきたら、町家を改修したカフェのようなコワーキングスペースを拠点にできたら素敵だね、という話でも盛り上がりました。まずは2〜3名規模からの拠点づくりも視野に入れながら、倉吉との関わり方を具体的に検討していきます。

よくあるご質問

Q. 地方の企業でも、東京の会社に開発を依頼できますか?

A. はい、可能です。要件を固める最初の1〜2か月は訪問を中心に業務を伺い、その後の開発期間はオンラインで進捗を共有しながら進めます。全国各地のお客様と、この形でプロジェクトを進めています。

Q. 何から相談すればいいかわかりません。

A. 「この作業に毎日時間がかかっている」「この人がいないと回らない」といった、現場の困りごとからで大丈夫です。業務の洗い出しから一緒に行い、どこから手をつけるのが効果的かをご提案します。

Q. 古いシステムの中身が誰にもわかりません。対応できますか?

A. AIを活用して既存システムを解析し、仕様を洗い出したうえで再構築する方法があります。まずは現状を一緒に確認するところから始めましょう。

おわりに

3日間を通して、倉吉の皆さんの温かさと、地域の未来に向き合う真剣さに触れることができました。自治体がここまで手厚く企業との接点をつくってくださる機会は珍しく、とても貴重な経験になりました。「一度来たら、いろいろな人に勧めたくなる」。そう思えるまちでした。

普段訪れない土地に足を運ぶと、昔ながらの風景や食、文化から、新しい発想が生まれることがあります。デザインとシステムの両方に携わる私たちにとって、こうした出会いは大きな刺激になりました。

ツアーを企画・運営してくださった倉吉市役所の皆さま、株式会社日本の端から日本を元気にの皆さま、そして訪問を受け入れてくださった企業・学校の皆さまに、心より感謝申し上げます。今回のご縁を一度きりで終わらせず、倉吉の皆さんと一緒に何かを生み出せるよう、これからも関わり続けていきたいと思います。

ツアー運営:株式会社日本の端から日本を元気に

代表取締役:大矢 元起 様
熊本県天草を拠点に、企業誘致と地域づくりに取り組む会社です。「誘致して終わり」ではなく、進出企業・地元企業・行政の「三方良し」の関係づくりを大切にされています。今回のツアーでも、地元の皆さんと自然に交流できる場を数多く用意していただきました。

株式会社日本の端から日本を元気に 公式サイト

主催: 倉吉市 経済観光部 しごと定住促進課 雇用政策・企業支援係

倉吉市は、鳥取県中部に位置する人口約4.3万人のまちです。
国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている白壁土蔵群にを始め、どこか懐かしい日本の原風景が残っています。
鳥取県中部の中核都市として、商業施設や医療機関、行政機関等がコンパクトに集積しており、田舎の良さと生活の利便性がバランス良く調和したまちとなっています。
世界的な漫画家谷口ジロー氏が倉吉を舞台に描いた漫画「遥かな町へ」の実写映画が、令和8年10月9日から全国公開となっています。

倉吉市公式ウェブサイト

DXのご相談はウィルダーへ

「属人化した業務を仕組みにしたい」「古いシステムを見直したい」「AIで何ができるのか知りたい」「何から始めればいいかわからない」。そんなお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。業務の洗い出しから開発、定着支援まで、現場に寄り添って伴走いたします。

お問い合わせはこちら

 

かんたん試算

コスト削減シミュレーター

週のムダ時間 × 人数 × 時給で、削減インパクトを概算します。

1人あたりの週ムダ時間
2.0 h/週
01020h
例:定例資料づくり、転記、チェック、問い合わせ一次対応 など
対象人数
5 人
平均時給
1500 円
円
※ ボタンで選んでも、手入力で上書きしてOKです
試算結果
月=4.33週 / 年=52週(簡易換算)
週あたり
—円
月あたり
—円
年あたり
—円
この条件で無料相談する
※ あくまで概算です。業務内容により前後します。
タイトルとURLをコピーしました